「ベンツ欲しい人募集」から感じること

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5/22にネットニュースになった古閑美保さんのSNS投稿について思うこと。

「めんどくせーなほんとに!」 古閑美保、“ベンツ譲ります”宣言が誤解を招く 批判の声にブチギレ対応 - ねとらぼ 

何があったか

プロゴルファー古閑美保さんのInstagramアカウントで、こんな投稿が。

「2009年式1.8万キロSL65AMGパールホワイト欲しい方募集」
10年前のモデルですが、走行距離の短いハイスペックなベンツの譲り手を、2008年の賞金女王自らが募集するという内容。

この投稿から暫くして、賞金女王の様子が急変します。

「めんどくせーなほんとに!欲しい人はとっとと問い合わせてください。」というキャプションとともに、自分のストーリーのスクリーンショットをタイムラインにリポスト。

というのも、古閑さんはこの投稿に至るまでの間に、最初の投稿の文章を補完する投稿をしており、それを見た人たちが古閑さんにツッコミを入れまくる事態になっておりました。

つまり、この「値段交渉の末お譲りするという話です」等の古閑さんの発言に、

  • 「誰でもプレゼントと思うわな 」
  • 「プレゼント企画だと思った😂ゴルフ好きの両親、車好きの旦那にぴったりだと思ったけど貯金のない私には無理な話だった」

というコメントが相次ぎ、「めんどくせー!」になったというワケ。

「欲しい人募集」の発話者

この不毛なやり取りの一番の原因は、「欲しい人募集」という最初の投稿。

最初の投稿には詳細が書かれていないので、

  • 募金つのるためのオークション形式です??はたまた無料抽選??
  • 美保さんからのプレゼントだなんて、一生の宝物になります。
  • ZOZOの前沢さんより魅力的ですね

などのコメントが集まり、結果的に多くの人に無用な期待を持たせる表現になりました。

しかも、その発話者が古閑美保さんですから、
『ゴルフの賞金女王=タレント業もこなす成功者=モノ消費よりコト消費=高級車プレゼント企画してもおかしくない』
という構図が出来上がるのも無理はないかと。

インスタを使うべきだったのか

さらに、投稿先がInstagramだったということも、この認識のズレが生じる必然条件だったと言えるでしょう。

古閑さんは、「私のことを大好きで大事に大事に乗ってくれる人を自分のSNSで募集して値段の交渉する事の何がいけないんでしょうか?」と綴っていますが、Instagramには、「欲しい人募集」の一言でそれが売買交渉であると理解する文化がないので、食い違いが起こるのも当然の結果のように思えます。
むしろ、SNSの括りでいうなら、まさにTwitterでの前澤社長のバラ撒きプレゼント企画が記憶に新しいがため、より無償譲渡を連想させます。

もしInstagramで効果的に売買相手とマッチングしたいなら、事前にヤフオクに出品したり、独自にオークション企画を立上げた後に、Instagramのフォロワーにその事実を伝える方が無用な誤解を生まず、スムーズに誘導できるでしょう。

金額の交渉をするからケチだ、ということではありません。
思い入れのあるものを自分が納得できない人に譲る必要もありません。
Instagramを使うにしても、思い入れがある物だからこそ、相手に委ねずに、自分で最適なマッチング相手を見つける気持ちで向き合って欲しいと思います。

お願い

私たちが目下開発中のサービス「レシプロシティ」は、ユーザー同士が信念・信条でマッチングする助け合いプラットフォームです。
古閑さんのように、思い入れのあるものをどこぞの他人に譲りたくない気持ちは多分に分かりますし、いざマッチングしようとすると面倒なことがある現状も認識しているが故に、サービス開発を続けています。

そして、今回の内容を本ブログに投稿するかどうか正直、悩みました。
しかし、古閑さん以外にも、こういったモヤモヤした経験がある方や、現在ももどかしさを感じている人が私たちの活動を知ってくれて、課題解決への希望を持ってくれることを願って、記事の公開を決めました。

私たちの考えに共感いただけるなら、是非ともレシプロシティ・プロジェクトへのご支援、ご協力をお願いします。

投稿者: Joshua

ソーシャル・キャピタル・プラットフォーム「RECIPROCITY」を運営しています。