陰徳は伝播する

4books-on-social-capital

広島市中区竹屋町の「ほーむけあクリニック」のイベントに行ってきました。

横林院長との出会い

横林賢一院長は、日本人高齢者における社会的関係と糖尿病リスクとの関連性を調査した論文(2017)を発表なさるなど、ソーシャル・キャピタルの研究に取り組まれています。

横林院長との出会いは、共通の知人である和田菜水子さん(@nmk_735)に、私が「ソーシャル・キャピタルの専門家と会いたい!」とお願いをしたことがきっかけでした。
横林院長は、私と初めて出会ったときからレシプロシティ・プロジェクトについて傾聴してくださり、いただいた貴重なご意見や資源にも大変感謝しています。

内覧会の価値

今回私が参加したイベントは、ほーむけあクリニック内の皮膚科の新設を記念した企画でした。
診察室の内覧や、ゲーム、健康チェック等の催しがあり、参加者は子ども連れのご家族が大半だった印象です。
クリニックの内覧という新鮮な体験やイベントの賑わいから、私の顔も自然とほころびました。

普段、病院にいるときの患者の感情は、「しんどい」、「不安」、「待ち時間長いな」などでしょう。
こういった企画には、私が「安心感」を感じたように、一般的なイメージに対する逆説的な効果があるんですね。

また、予め信頼できるクリニックの存在を認知しておけば、有事のときに慌てて病院探しをしなくても済みますよね。
内覧会のような開かれた企画は、クリニックと親和性が高いように思います。

記録の可視化

ほーむけあクリニックには「Jaroカフェ」というフリースペースがあります。

常設のキッズスペースの他、無料で健康相談ができる企画の実施などがされており、クリニックの建物内にありながらも一般に開かれた施設になっています。

内覧会では、このJaroカフェの取組も掲示されていました。

詳細は、Jaroカフェまで足をお運びの上ご確認ください!

これを見て、活動のすばらしさを感じたことは当然ですが、活動記録を可視化することの重要性を再認識しました。

自分の信念や信条は、それを行動として表現することで周囲に伝わります。
それが理解されるかどうかは別ですが、それが誰にも伝わらなければ理解される可能性さえありません。

陰徳を積む者に陽報あれ

我々が開発する RECIPROCITY には、「地域で見かけた善行や、人から受けた恩恵をデジタル情報として記録できる台帳」としての役割があります。

RECIPROCTY では、善行を、行動を起こした本人の言葉ではなく、その恩恵の受け手が、相手への感謝の意を込めて記録します。
真に相手のことを想い、相手の感動を追求することで、恩恵の受け手はその感動体験を記録に残すでしょう。
「自分は誰かにこんな善い施しをした」と自分の言葉で表現せずとも、恩恵の受け手が情報を補完し、それは客観情報として第三者の目に届きます。

前漢時代に書かれた中国の哲学書「淮南子」には、陰徳陽報という言葉が出てきます。
陰徳(人知れずひそかに行う善行)を積む者には、必ず陽報(目立った良い報酬)があるという意味で、こちらも逆説的な言い回しですね。

自分の住む地域が思いやりにあふれ、恩送りで成り立っていることが実感できる社会にいると、人はきっと安心感を感じるだろうなと思います。
私は、そんな環境を皆さんと一緒に作っていきたいので RECIPROCITY を開発しています。

サービスが公開された暁には、RECIPROCITY 内に感謝の意を送りたい相手への想いの丈を存分に綴ってください。
私も、横林院長からいただいたご支援を記録に残しますよ!

医療法人ほーむけあ ほーむけあクリニック(公式サイト)
広島県広島市中区竹屋町8-8

投稿者: Joshua

ソーシャル・キャピタル・プラットフォーム「RECIPROCITY」を運営しています。